住宅ローン

きちんと計算してみれば当たり前のことなのに改めて知らされると驚いてしまうこと。

年6%の金利、30年均等返済の住宅ローンで3000万円を借りると金利分を含めた支払い総額は6475万円になる。
元本3000万円だから、金利分が3475万円で元本よりも多いんだよ...


Excelで計算するときはこんな感じ。

A B C D
1 30,000,000 6% 360
2 0 支払い 元本分 金利
3 =A2+1 =PMT($B$1/12,$C$1,$A$1) =PPMT($B$1/12,$A3,$C$1,$A$1) =IPMT($B$1/12,$A3,$C$1,$A$1)
... (これを後359行繰り返す) ... ... (これを後359行繰り返す) ... ... (これを後359行繰り返す) ... ... (これを後359行繰り返す) ...
363 =SUM(B3:B362) =SUM(C3:C362) =SUM(D3:D362)

A1に元本、B1に金利(年率で)、C1に返済期間(月の数で30年だったら360ヶ月)を入れるといろいろシミュレートできる。いろいろお試しあれ。

返済期間が同じだったら、元本の額によらず、元本と金利分の総額との割合(C363÷D363)は金利によって決まり、だいたい年率で5.3%くらいのときに金利総額が元本と同じくらいになる。

ただ、アメリカでは住宅ローン支払いの金利分は、確定申告のとき所得から免除されるので、だいたい金利分の25%くらいは返還されることになる。日本ではそんな制度があるのかな?